
Woman Life+ Labでは、心と体の変化に向き合う力、そして他者への理解や思いやりを育てることが、これからの人生を主体的に歩むうえで欠かせない土台だと考えています。
女子学生に対しては、月経や妊娠、出産、更年期など、ライフステージに応じて訪れる心と体の“ゆらぎ”を正しく理解し、その変化とともに自分を大切にしながら、生き方や働き方を描く力を育んでいきます。
男子学生に対しては、自分にはない心身の変化やゆらぎについて知ることで、配慮や思いやりの視点を持ち、本当の意味でのジェンダー平等を考えるきっかけをつくります。
性別を問わず、自分自身と向き合い、語り合い、共に生きる社会を想像する力を育てる教育を、学校現場と連携しながら届けていきます。
教職員向けには、生徒の変化や背景に気づき、寄り添い、支える力を育む研修や事例共有の場も実施しています。
Woman Life+Labがサポートできること
生徒の自己理解と自己肯定感を育てる
身体の仕組みや変化を知ることで、「自分を大切にする」感覚を育みます。
他者への思いやりと対話の力を育てる
違いを知ることで、「わかり合う」土台ができ、共感と対話の文化が育ちます。
ジェンダー平等・多様性教育の実践支援
授業や学校行事に組み込める、実践的で日常に近い学びを提供します。
教職員の理解と支援力の向上
生徒の心身の変化に寄り添う視点を、具体的な事例と共に共有・研修します。
実施プログラム例
- ●ライフデザイン講座(対象:高校~専門学校・大学)
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- 心と体の変化を知り、自分らしい人生設計を考える体験ワーク型講座(対象:高校・大学)
- ●包括的性教育・ジェンダー平等ワーク型講座(対象:中学校~専学校・大学)
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- 性・パートナーシップ・多様性を学ぶ実践型プログラム
- 育児・介護・家事などのケアワークとキャリア形成の両立を考える
- 無意識の偏見に気づくワークや生理痛体感・妊婦ジャケットなどの体験型ツールも導入可
- ●男女で学ぶ月経・更年期の授業(対象:小学校~大学)
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- 生理痛体感・妊婦ジャケットなど体感型教材や対話を通じて、身体の違いを知る共感型の授業
- ●教職員向けライフステージ理解研修
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- 月経・妊娠・出産・更年期など、変化に寄り添うための実践研修
- フェムテック・フェムケアの基礎知識と職場への活かし方
授業を受けた学生の声

女性の生理や妊娠はほんとに大変なことで、生理の痛さが体験できたりすることができたりするので、いつか体験して女性の大変さや今後どのような支えをしてあげればいいか考えていきたいです。



実際に妊婦体験ジャケットを着てみて、普通にしているだけで重たく、呼吸がしづらくて普通の動作がかなりの労力になり、世の中のお母さんの大変さが身に染みて分かりました。



女性の大変さを深く感じました。私も彼女がいるので、もっと気遣いたいと思いました。



女性の生理現象はコントロールすることができない。そんな状態でも男性と同等の業務を行う女性の忍耐力に驚いた。男女雇用機会均等法が制定された事で業務内容は平等かもしれない。ただ、法律は表面的な部分でしか平等ではない。もっと深掘りした身体的な面で見たら男性と女性が平等と言うのは難しいと感じた。



今までの自分の当たり前について大きく考えさせられた。女性が子供を産んで男性が働くみたいな考え方が今でも少なからず残っている。現在は子供を産むなら働くことができない世の中ではないけれど、仕事について女性が少しでも後ろめたくならない世の中でありたいと思いました。



妊娠の大変さを、しっかりと女性視点で聞いたのが初めてだったのでとても勉強になりました。私たち自身が男として女性の立場に立って考え行動することもとても大切だと思いました。